はじめての方へ(仕組みの基本)

仕組みの基本:組織と個人

実務での使い方1章 はじめの準備:組織・メンバー・権限

UNIHUBには「組織みんなの持ち物」と「自分だけの持ち物」の2種類があります。ここを押さえると、「誰に見える?」「勝手に通知が来る?」といった不安がスッキリ解消します。はじめての方向けに、例え話と用語辞典つきで説明します。

① まず「2つの単位」を覚えよう

これさえ分かれば、ほとんどの「誰に見える?」が判断できます。

組織単位(みんなの持ち物)

組織のメンバーで共有するもの。1人が設定すると、関係するメンバー全員に影響します。

例:グループチャット / Webhook / 外部連携 / ロール

個人単位(自分だけの持ち物)

あなただけのもの。あなたの設定は他の人には見えず、影響もしません。

例:DM / MCPキー / AI APIキー / 通知設定 / パスキー

② 機能ごとの早見表

「これは誰に見える?」「誰が設定できる?」を一覧に。

機能単位見える人 / 影響設定できる人
グループチャット(チャンネル)組織単位そのグループに入っているメンバーだけマネージャー以上
DM(1対1のメッセージ)個人単位会話している本人どうしだけ本人
Webhook(外部からの受信口)組織単位URLは同じ組織のメンバー全員に見えるオーナー / 管理者
外部連携(Stripe / GitHub / LINE 等)組織単位組織で共有(投稿先のグループに届く)オーナー / 管理者
MCP(外部AIからの操作)個人単位自分が発行したキーは自分だけ本人
AI APIキー(BYOK・新規登録は2026年10月12日に終了)個人単位自分だけ本人
通知の設定個人単位自分だけ本人
パスキー / 2段階認証個人単位自分だけ(端末内に保存)本人
メンバー & ロール(権限)組織単位組織全員に影響オーナー / 管理者

③ 権限(ロール)のちがい

メンバー管理の画面(①メンバー一覧でロールを変える)

「できることの範囲」は人によって違います。上ほど広い権限です。

  1. オーナー:組織のすべて。支払い・削除・権限移譲まで。
  2. 管理者(admin):メンバー管理・外部連携・Webhook作成など、運営のほぼ全部。
  3. マネージャー:グループチャット(チャンネル)の作成・運営。
  4. メンバー:参加しているグループで会話・閲覧。連携の新規作成はできない。
  5. ゲスト:招かれた一部のグループだけ。いちばん権限が狭い。

④ 主な仕組みを、やさしく

例え話つき。むずかしい言葉が出てきたら、ここに戻ってきてください。

グループチャット(チャンネル)

[組織単位]

例えるなら「会議室」。

  • 部屋に入っている人だけが、その中の会話を見られます。入っていない人には中身は見えません。
  • 組織の「みんなの持ち物」なので、入っているメンバー全員で内容を共有します。
  • 新しく部屋を作れるのは「マネージャー以上」です。

DM(ダイレクトメッセージ)

[個人単位]

例えるなら「2人だけの手紙」。

  • 送った本人と相手の、2人だけのやりとりです。管理者でも他人のDMは読めません。
  • グループと違って「個人単位」。あなたのプライベートな会話はここで守られます。

Webhook(ウェブフック/外部からの受信口)

Incoming Webhook の画面(①新規作成)

[組織単位]

例えるなら、決まった部屋の壁に付いた「投函(とうかん)専用ポスト」。

  • 外のサービス(フォーム回答・通販の注文・GitHub など)から、UNIHUBの「決めた1つのグループ」へメッセージを“投げ込む”ための入口です。
  • ★とても大事:Webhookは「投げ込む(書き込む)」だけ。過去のチャットを“読み取る”ことは一切できません。 ポストに手紙を入れられても、ポストの中の他の手紙は読めないのと同じです。
  • Webhookは「組織の持ち物」なので、作るとそのURLは同じ組織のメンバー全員の設定画面に表示されます(これは正常な動作です)。
  • 作れるのは「オーナー / 管理者」だけ。普通のメンバーは新しく作れません。
  • 投げ込み先は作るときに選んだ「1つのグループ」に固定。DM(個人の手紙)には投げ込めません。
  • 注意:URL自体が“合鍵”です。URLを知っている人は誰でもそのグループに投稿できてしまうため、外部に貼ったり配ったりしないでください。

MCP(エムシーピー/外部AIからの操作)

APIキー / MCP連携の画面(①新しいキーを発行)

[個人単位]

例えるなら、外のAIに渡す「あなた専用の合鍵」。

  • Claude や ChatGPT などの外部AIから、UNIHUBを操作(メッセージ投稿・検索など)できるようにする仕組みです。
  • カギ(APIキー)は「個人単位」。あなたが発行したキーはあなたにしか見えず、あなたの権限の範囲でだけ動きます。
  • キーは発行したときに一度だけ表示されます。人に教えない・公開しないでください。いらなくなったら削除すれば、その合鍵はすぐ無効になります。

外部連携(Stripe・GitHub・LINE・カレンダー 等)

[組織単位]

例えるなら「会社の固定電話につないだ自動転送」。

  • 通販の売上、コードの更新、LINEの問い合わせなどを、自動でグループチャットに届ける仕組みです。
  • これらは「組織の持ち物」。設定できるのはオーナー / 管理者で、届いた内容は投稿先グループのメンバーで共有されます。

通知

通知の設定画面(①デスクトップ・スマホ通知 ②通知を有効にする)

[個人単位]

例えるなら「自分のスマホの音量設定」。

  • 通知を受け取るかどうか、どのグループをどの強さで通知するかは「個人単位」。あなたの設定は他の人には影響しません。
  • グループごとに「すべて / メンションだけ / なし」を選べます。

AIに相談(@claude / @chatgpt / @gemini)

[個人単位]

例えるなら「会話にいつでも呼べる相談相手」。

  • メッセージに @claude・@chatgpt・@gemini のどれかを書くと、そのAIが直前までの会話を読んで、意見・要約・論点整理を返信してくれます。
  • 例:「@claude この議論どう思う?」/ 会議メモに返信して「@gemini これに〇〇を足して意見ちょうだい」。
  • 指名したAIが使えないとき(無料プランは毎月の無料AI枠のGemini)は、使える別のAIが代わりに回答します(末尾にどのAIが答えたか表示)。
  • 使える量は個人単位(無料プランは毎月の無料AI枠、有料プランはマネージドAI)。APIキーの登録は要りません(DMでは使えません)。返信はそのグループのみんなに見えます。
  • ⚠️ 注意:会話や質問がとても長いと、AIが考える量(トークン)が上限に達して返信が返ってこないことがあります。その時は質問を短く・対象を絞って試してください。

⑤ よくある不安 Q&A

「漏れてない?」「勝手に届かない?」をはっきりお答えします。

誰かがWebhookを作ると、私の過去のチャットが読まれてしまう?

いいえ。Webhookは「投げ込む(書き込む)」専用です。過去のメッセージやDM、他のグループを“読み取る”機能はありません。あなたの会話が外に漏れることはありません。

自分が作ったWebhookのURLが、他の人にも見えているのは普通?

はい、正常です。Webhookは「組織の持ち物(組織単位)」なので、同じ組織のメンバーには設定画面に表示されます。Slack などと同じ考え方です。ただし“別の組織”の無関係な人には見えません。

知らないうちに、私のグループに通知が届くことはある?

Webhookを新しく作れるのは「オーナー / 管理者」だけです。普通のメンバーは作れません。ただし、管理者があなたのグループ宛てにWebhookを作った場合は、そこへの外部投稿であなたに通知が届くことがあります。設定 → Incoming Webhook の一覧で「どのグループ宛てか」「最終利用」を確認できます。

MCPのキーを発行したら、他の人も私のキーを使える?

いいえ。MCPキーは「個人単位」で、発行した本人だけのものです。他人には見えません。万が一漏れたときは削除すれば即座に無効になります。

AI(@claude / @chatgpt / @gemini)に質問したのに返信が返ってこない

会話や質問が長すぎると、AIが扱える上限(トークン)に達して返信が生成されないことがあります。質問を短くする・対象のメッセージを絞る・少し時間をおいて再度試す、で改善します。無料プランの方は、今月の無料AI枠が残っているかもご確認ください(枠は毎月1日にもどります)。

サイドバーに🔒の付いたグループがある。これは何?

「解放待ちグループ」です。管理者が設定した条件(ルールの読了・指定の投稿へのリアクション・タスクの完了・参加申請の承認・UNICORE講座の修了)を達成すると、自動で参加できるようになります。🔒をクリックすると何をすれば良いかが表示され、達成すると通知が届いてグループが開きます。

⑥ 用語辞典

迷ったらここ。よく出る言葉を、ひと言でやさしく。

用語読み単位意味
組織(ワークスペース)組織単位会社やチームの“入れ物”。この中にグループチャットやメンバー、連携設定がまとまっています。
メンバー組織に参加している人。何人増えても料金は変わりません(人数無制限)。
ロール(権限)組織単位人ごとの「できることの範囲」。オーナー>管理者>マネージャー>メンバー>ゲストの順に権限が広い。
オーナー組織の最終責任者。支払い・削除・権限の引き渡しまで全部できる人。
管理者(admin)メンバー管理や外部連携・Webhookの作成など、運営をほぼ全部できる人。
グループチャット(チャンネル)channel組織単位話題ごとの会議室。入っている人だけ中身が見える。
DMダイレクトメッセージ個人単位1対1のプライベートな会話。当事者だけが見られる。
スレッドメッセージから話題を分けて続ける小さな会話部屋。タイトルを付けたり、選んだ人だけのシークレットにもできる。参加中のものはサイドバーに表示される。
オートウェビナー収録した動画を「ライブ」として定時自動配信する集客機能(スターター以上)。登録ページ・リマインドメール・時限オファー・集計まで自動。
メンション@(アットマーク)「@名前」で相手を名指しして通知を飛ばすこと。@ai でAIを呼ぶこともできる。
Webhookウェブフック組織単位外のサービスから決めたグループへメッセージを“投げ込む”受信口。書き込み専用で、過去のチャットは読めない。
Incoming / Outgoingインカミング / アウトゴーイングIncoming=外から入ってくる受信。Outgoing=中から外へ出ていく送信。
トークンtokenWebhookのURLに入っている長い文字列。これ自体が“合鍵”なので秘密にする。
MCPエムシーピー個人単位外部のAI(Claude / ChatGPT 等)がUNIHUBを操作するための共通の決まりごと。個人のキーで動く。
APIキーエーピーアイキー個人単位プログラムやAIが本人の代わりに操作するための合鍵。発行時に一度だけ表示される。
BYOKビーワイオーケー個人単位“Bring Your Own Key”の略。自分のOpenAI / Claude / Gemini のキーを持ち込んで使う方式。新規登録は2026年10月12日に終了し、登録済みのキーだけ使えます。
カードフォーム回答や受注などの通知を、見やすく整理した“付箋(ふせん)”のような表示。
アクティビティフォーム回答・受注・AIの結果などを1か所に集めて確認できる画面(左ナビの📥)。
パスキー個人単位指紋・顔認証でパスワードなしにログインする仕組み。生体情報は端末内に留まる。
2段階認証(2FA)個人単位パスワードに加えて、もう1つの確認(ワンタイムコード等)でログインを守る仕組み。
プッシュ通知アプリを開いていなくても、スマホやPCに届くお知らせ。
PWAピーダブリューエーサイトをスマホのホーム画面に追加してアプリのように使う仕組み。通知が届きやすくなる。
@claude / @chatgpt / @gemini個人単位チャットでAIに相談できるメンション。会話の流れを読んで意見・要約を返す。無料プランは毎月の無料AI枠、有料プランはマネージドAIで動く(DM不可)。長い会話はトークン上限で返らないことがある。
トークンtoken(AI)AIが文章を読む・書くときの分量の単位。1回で扱える上限があり、会話や回答が長すぎると超えて返信が止まることがある。
解放条件(🔒 解放待ちグループ)組織単位「ルールを読了する」「投稿にリアクションする」などの条件を達成すると自動で参加できるグループ。サイドバーに🔒付きで表示され、クリックすると条件が見られる。

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